もう12月終わるってマ!?
って感じです。時間過ぎ去ってくの早すぎる。
せっかくブログも開設したのに挨拶だけで1年が終わってもあれだな…と思ったので
一年が終わる前に頑張って更新しますぞ。
けどまだ始まってしかないブログで書くようなことが思いつかなくて…泣
と、文を打っててある事を思い出しました。
過去(小学生時代。多分5年生…)
本を作り、小説を書いてクラスの女子に読んでもらっていたことを。
題名『紅の天使』(全8巻)
(この記憶は消え失せてて良かったのに)
本って言っても、紙を二つ折りにしてホッチキスで止めた簡易冊子みたいなやつ。
ホッチキスも家にある普通〜〜なやつだから
そんなに分厚くない、ほんとの小冊子。
全8巻って書くと仰々しいな…って思ったので一応。
ちなみにこの冊子作ってる時にホッチキスの芯の補充してて
誤って指にホッチキスしたことがある馬鹿者は私です。
どうでもいいエピソードも差し込んでいく。
さて、私が通ってた小学校は田舎で、
特に私の学年が人数少なくて1クラスだけの30人足らず。
私がよく絵を描いてるのはクラスの皆が知ってたと思う。
当時、創作意欲バリバリで絵も小説も好きだった私は
自分で本を作ろうと思って、小説を書き始めた。
漫画も描きたかったけど、その頃ちょうど
ネットのあるサイトの掲示板で小説を書く事にハマっていたので
小説がとっても書きたかったのである。
題名と主人公の名前は決まっていた。
何故なら、その掲示板に投稿されていた小説「紅の天使」(つまり本家)という題名と、
その主人公の名前がとても気に入ってしまって、使いたかったから…
ネットのやつならクラスの友達にはバレないし、と思っていた。
とんでもないガキである。
小説なら適度に挿絵も楽しめるなぁ、とウキウキで自分の本を作り、ペンネームまで考えて表紙に記載した。
1巻が出来上がったところで一番仲の良かったAちゃんに見て貰った。
読んだAちゃんの反応を覚えてないのだけれど、
読んだ後にAちゃんも「自分も本を作りたい」と、
創作活動を始めてくれたので何よりもの成功と言えるのではないだろうか。
それからしばらくはそれぞれ自分の本を作り上げて、
ある程度進んだら読んでもらって、という感じ。
そんな感じで本を交換し合ってると、それが他の子の目に留まった。
なんと、新しく3人の子が紅の天使を読みたいと言ってきてくれた。
もうウキウキで、その頃3冊はあった紅の天使を貸し出して回し読みしてもらった。
嬉しい事に、3人の中でたまに絵を描いていたBちゃんもペンネームをつけて、本を書き始めてくれた。
紅の天使の5巻が出版される頃に、また新たに4人の子が読者となってくれた。
中でも2人、CちゃんとDちゃん… 特にCちゃんは熱心に進捗を聞いてくれたりして
作品の完成を投げかけがちだった私の心の支えになっていた。
タイトルと主人公の名前から設定だけは自分の中で創り上げたものの
物語の最後をどうするかは何のビジョンもない見切り発車だったので
終盤のストーリー展開と終わり方にとても苦労した…。
それでもなんとか最終巻となる8巻を出版した。
世界を崩壊させようとする堕天使軍に対抗する主人公達、天使軍。
堕天使軍を成敗したものの、止まらない世界の崩壊。
慌てる主人公達の前に現れたのは主人公の姉。
実は姉が堕天使たちをそそのかした、黒幕だったのだ!
世界を救うため、主人公は姉との最終決戦に挑む。
辛くも勝利を掴み取った主人公、主人公に敗れ思い直した姉と共に
世界崩壊を止めてハッピーエンド!!!!
…多分掻い摘んで説明するとこんな感じで終わったはず…。
伏線とか仕込む知能も無かったので、本当に書きたいまま行ったって感じ。
正直納得できる出来にはならなかったけど、割と綺麗に終われたんじゃないか?
とか思いつつ8巻はみんなの手を渡っていった。
―――最終的に、皆がどう思ったのか覚えてないけど(聞いてない可能性もある…)
熱心に読んでくれていたCちゃんの言葉だけは覚えている。
Cちゃん「なんでお姉ちゃんが思い直してくれたかわかんなかった。」
当時の私にもわからなかった…
物語が綺麗に終わりに向かってくれそうだから、とはさすがに言えなかった…。
ごめんCちゃん、でもありがとうCちゃん、紅の天使が完結したのは君のおかげだ!
まぁ…そんな感じの、小学校の時の思い出でした。
よく考えたらオチの無いただの黒歴史だったけど、当時の事思い出して書くのは結構楽しいですね。
ワンチャン紅の天使残ってないかな?と思って家探したけど、流石に捨ててたみたい。
残ってたらそれが一番面白かったけど、さすがに当時の絵も文も見るのはキツすぎるかも…笑
ではまた気まぐれに書きます、ありがとうございました。
良いお年を!